2004年にオープン!
2004年にオープンした「A&W イオン南風原店」が、7月11日をもって閉店。
実に17年間、沖縄県民や観光客をもてなし続けた名店がまた1つ歴史となってしまい残念です。
閉店に伴い「ありがとうキャンペーン」を開催していました。


A&W沖縄の歴史
沖縄にA&Wが誕生したのは日本本土復帰前の1963年の11月1日。
その時代米国のA&W社はグアム、マレーシア、フィリピンに店舗を開設していました。店舗拡大に向けて、フィリピンから北上して沖縄にやってきたアダムス氏とバーンズ氏という2人の米国人が嘉手納近くに屋宜原店を開設したのです。
当時は基地内にファストフード店はなく、1960年代の沖縄に於けるアメリカ人社会は既にマイカーブームとなっており、
それ故ドライブインレストランとしてスタートした屋宜原店は圧倒的の支持を得て大盛況となりました。
そして、この屋宜原店の建築を請け負ったのが、建築会社の工事担当としてラオスで米軍とビジネスをしていた現エイアンドダブリュ沖縄株式会社会長の平良幸雄氏でした。
屋宜原店での実績が認められた平良氏は、2号店の牧港店開店を機に、1968年にアダムス氏&バーンズ氏とエイアンドダブリュ牧港合資会社を設立し共同経営社となります。
その後、両氏が帰国するにあたり平良氏が経営権を継承。復帰直後の1973年12月25日に現在のエイアンドダブリュ沖縄株式会社を設立し、A&W米国本社と正式にフランチャイズ契約を結びました。
こうして、沖縄のA&Wが始まることとなりました。
A&Wの特徴は何と言っても「ルートビアROOT BEER」。
BEERとは言ってもアルコールは含まれておらず、約14種類以上のハーブを原料としたドリンクで
米国本社より原料を輸入し、各店舗にてサーバーから出来立てを提供しています。独特の口当たりで好き嫌いがとてもハッキリするドリンクですが、バーガーとの愛称は抜群で飲めば飲むほどクセになるA&W自慢の名物ドリンクです。
ルートビアは全店で毎日おかわり無料となっております。
『A&Wの歴史』
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