【第2回】「新しい文章力の教室」苦手を得意に変えるナタリー式トレーニング(できるビジネス)[唐木元]【書評】要約・レビュー(目次①)

新しい文章力の教室

新しい文章力の教室「表紙と帯」「はじめに」

前回の記事で「表紙と帯」「はじめに」について感想を述べた。

※【第1回】「新しい文章力の教室」苦手を得意に変えるナタリー式トレーニング(できるビジネス)[唐木元]【書評】要約・レビュー

  • 文章を「書きながら」考えてはいけない。
  • この本を体得すれば、素人からでもライターとして、1日5本、10本、なんなら15本書けるようになる。

1日15本もナタリーに掲載されているような記事が書けるようになるなんて、まさに夢のようである。

  • 書き始める前に、何について書くか決めてから書く。
  • さらに何をどれから、どれくらい書くかを見当付けてから書き始める。

今回は「目次」を見てみよう。

「新しい文章力の教室」は全5章で成り立っている。

第1章 書く前に準備する P.11
第2章 読み返して直す P.51
第3章 もっと明快に P.87
第4章 もっとスムーズに P.131
第5章 読んでもらう工夫 P.169

新しい文章力の教室 苦手を得意に変えるナタリー式トレーニング (できるビジネス) [ 唐木元 ]

第1章 書く前に準備する

書く前の準備で文章が決まる
01 良い文章とは完読される文章である
02 完読される文章、完食されるラーメン
03 文章は目に見えている部分だけではない
04 必要なものは主眼と骨子
05 悩まず書くために「プラモデル」を用意する
06 書きたいことのパーツを揃える
07 文章の主眼をセットする
08 文章の骨子を立てる
09 「構造」シートで整理する
10 トレーニングで上達する
11 話題は主眼に沿って取捨選択する
12 基本の構成は「サビ頭」
13 構造シートをもとに書き始める
14 書けなくなったら
15 作文の完成度はロングテール

新しい文章力の教室 苦手を得意に変えるナタリー式トレーニング (できるビジネス) [ 唐木元 ]

第1章で気になる部分は「01 良い文章とは完読される文章である」。

ネットニュースなででも、冒頭部分を読み記事に引き込まれなかったら、確かに完読せず次のニュースを探している。

「10 トレーニングで上達する」。
「新しい文章力の教室」を暗記するまで何度も読み返し、トレーニングでメソッドを吸収したい。

「14 書けなくなったら」。
文章を書いていて、この部分が怖いところ。時間ばかりが無駄に過ぎていく。「ナタリー式」では、書けなくなったらどのように対処しているのだろうか。

第2章 読み返して直す

「完読」を目指して文章を磨いていく
16 文章は意味・字面・語呂の3つの見地で読み返す
17 推敲の第一歩は重複チェック
18 文節レベルの重複を解消する
19 文末のバリエーションに気を配る
20 時制を混在させて推進力を出す
21 文型や段落単位の重複に注意する
22 主語と述語を意識しながら構造に還元して読む
23 単文・重文・複文を理解して係り受けを整理する
24 読点で区切る
25 ひとつの文で欲張らない
26 漢字とかなのバランスに注意する
27 本来の意味から離れた漢字はかなに開く
28 誤植の頻発ポイントでは事実確認を厳重に
29 修正したら必ず冒頭から読み返す

新しい文章力の教室 苦手を得意に変えるナタリー式トレーニング (できるビジネス) [ 唐木元 ]

第2章で気になるところは「重複」について。

文章を読み返してみると同じ語句を使用していたり、同じ言い回しを繰り返し使ったりしていることに後で気づいたりする。

「また同じことを言っている」と読んでいて違和感を感じるので注意したい。

他には「25 ひとつの文で欲張らない」。
なるべく短い文章を心がけているが、やはり読み返すと長くて、書いた本人(私)が読みたくないと感じてしまう文章がある。

「26 漢字とかなのバランスに注意する」。
漢字・かな・カタカナのバランスは多少意識して書いているが、本書ではどのような指摘があるのだろうか。

次回の記事では、残りの第3章以降の目次について考えてみたい。


※【第1回】「新しい文章力の教室」苦手を得意に変えるナタリー式トレーニング(できるビジネス)[唐木元]【書評】要約・レビュー
※【第3回】「新しい文章力の教室」苦手を得意に変えるナタリー式トレーニング(できるビジネス)[唐木元]【書評】要約・レビュー(目次②)

コメント

タイトルとURLをコピーしました