【第5回】「新しい文章力の教室」苦手を得意に変えるナタリー式トレーニング(できるビジネス)[唐木元]【書評】要約・レビュー「第1章 書く前に準備する」

新しい文章力の教室

書く前の準備で文章が決まる

ご飯を食べに行くときや買い物に行くとき、初めて行く場所はGoogleマップなどで調べてから目的地へ行きますよね。

他にも、お店の営業時間や駐車場の有無、目星の食べ物や商品の値段なども確認してから行動に移していると思います。

なのにこと文章となると、いきなり書き始めてしまう人が多いのです。

新しい文章力の教室 苦手を得意に変えるナタリー式トレーニング (できるビジネス) [ 唐木元 ]

まさに本書の言う通りだと思います。

犬のように何故か目的地に辿り着けるような才能が文才にある人なら、行き当たりばったりに文章を書いても良文が書けるかもしれません。

たまたまうまく書き上げられればラッキーですが、迷い始めたら最後、人は何時間でも好きなだけ迷えるもので、無限に時間を費やすはめになります。

新しい文章力の教室 苦手を得意に変えるナタリー式トレーニング (できるビジネス) [ 唐木元 ]

仕事で疲れていたり、せっかくの休日の時間を悶々と悩んで時間を無駄にしたくないですよね。

書けなくなるとストレスになるし、文章を書くこと自体が嫌になってしまいます。

忙しい日でも1日5本、多い日なら15本以上の記事を書くのが日常となっています。この本数をこなすのに迷っている時間はありません。

新しい文章力の教室 苦手を得意に変えるナタリー式トレーニング (できるビジネス) [ 唐木元 ]

ナタリーの記者は15本以上の記事をこなしていると思うと、取材する時間もあるだろうしライターは並外れた才能の持ち主だと尊敬します。

文章を書く前の下ごしらえとして本書では、以下3点について言及しています。

  • 具体的にまず、「良い文章とは何か」をはっきり定めてしまうこと。
  • そして構造シートと呼んでいるメモを用いて、
  • 主眼と骨子からなる構造的な作文法を身に付けること。

これらの書く前の技術(準備)によって、プラモデルを組み立てるように文書を効率よく書き上げることができると言います。

苦労して時間をかけて書いた魅力のない文章を量産するのなら、本書のメソッドを体得して良文を残すほうが世の中のためになりますね。

記事を読む皆さんの貴重な時間を無駄にしないために。


※【第1回】「新しい文章力の教室」苦手を得意に変えるナタリー式トレーニング(できるビジネス)[唐木元]【書評】要約・レビュー
※【第2回】「新しい文章力の教室」苦手を得意に変えるナタリー式トレーニング(できるビジネス)[唐木元]【書評】要約・レビュー(目次①)
※【第3回】「新しい文章力の教室」苦手を得意に変えるナタリー式トレーニング(できるビジネス)[唐木元]【書評】要約・レビュー(目次②)
※【第4回】「新しい文章力の教室」苦手を得意に変えるナタリー式トレーニング(できるビジネス)[唐木元]【書評】要約・レビュー(目次③)

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